この地球上には数えきれないくらいの絶景スポットがあり、いつかは訪れてみたい場所は誰にでもあるはず。
中でも、幻想的なオーロラを一生に一度は見てみたいと思う人が多いのではないでしょうか?
不思議な自然現象であるオーロラが見せてくれる壮大な光のカーテンは、忘れられない感動の体験になることでしょう。
オーロラが見れる時期は?
オーロラは、北欧の北極圏で9月から4月頃までの白夜にならない時期に観賞することができます。
カナダやアラスカに比べ、北欧ではオーロラが発生しやすい時間帯が比較的早いこともあり、真夜中まで起きている必要がないためオーロラ観賞の地として人気です。
早い時では夕方16時台から見れることもあります。
さらに、カナダやアラスカに比べ、気温も10℃以上高いことから、比較的穏やかな気候でオーロラを観測できるのも北欧が人気の理由です。
北欧でのオーロラ観測におすすめのスポット
北欧では、どこでオーロラを見ることができるのでしょう?北欧4国のおすすめスポットを見ていきましょう。
それぞれの特徴を比較しながら、どこでオーロラを見るのがベストか考えてみるのも楽しいものです。
トロムソ(ノルウェー)
出典:https://www.visittromso.no/
トロムソはノルウェー北極圏の中心都市で、トロムス県に位置し、トロムソ島を中心に、その西側に点在する島々と東側にあるノルウェー本土の一部を含みます。
北極圏にありながら、メキシコ湾流の影響により、緯度が高いわりに他のオーロラ観測の名所に比べて気温が高めなのも人気の理由です。
オーロラを見れる確率が高い
トロムソはオーロラベルトと呼ばれる位置にあるため、条件が合えばオーロラを見れる確率が高いことでも知られています。
特に強く大きなオーロラが出ている日であれば、トロムソ市街地からも見ることができます。
トロムソでのオーロラ観光シーズンは?
夏も明るい白夜とは反対に、11月中旬から1月中旬頃までは極夜と呼ばれる太陽が沈んだままの状態が続きます。
白夜が5月中旬から7月下旬頃まで続くので、トロムソでのオーロラ観光は、地域によって多少変わりますが、8月から4月頃までの期間で観測可能で、9月から10月がベストシーズンです。
トロムソのオーロラ観賞おすすめスポット
天候が良く、条件が揃えば市内の夜景を見下ろしながらオーロラを見ることができるでしょう。
ちょっと変わったオーロラ観賞なら、船上からというのもトロムソならでは。
トロムソへの行き方
ノルウェーの首都オスロから国内線でトロムソ空港まで約2時間になります。
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キルナ(スウェーデン)
スウェーデンの北極圏ラップランドにあるキルナは、北緯68度に位置する小さな町。
町が小さいため、オーロラを見るための移動が少ないことでも知られているオーロラスポットです。
オーロラを見れる確率
北欧の中でも比較的天候が安定していることからオーロラに出会える確率の高い場所として知られ、天候さえ良ければ市街地から歩いて行ける距離でも強いオーロラを見ることができます。
キルナでのオーロラ観光シーズンは?
キルナでオーロラを見れる確率の高い時期は、9月中旬から10月中旬と、3月中旬から4月上旬がベストシーズンです。
キルナのオーロラ観賞おすすめスポット
キルナに行ったら一度は訪れたいのが、冬だけのアイスホテル。氷の世界で神秘的な北欧の旅を楽しむことができます。
オーロラを満喫するなら、キルナ中心地から徒歩10分程度で行くことができるリパンホテルがおすすめ。
ガラス張りオーロラルームもあり、ホテル敷地内からオーロラを見ることができます。
キルナへの行き方
ストックホルムアーランダ空港から国内線でキルナ空港まで約1時間30分になります。
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ロヴァニエミ(フィンランド)
出典:https://www.visitrovaniemi.fi/ja/
サンタクロース村で有名なロヴァニエミは、フィンランドの北極圏にあるラップランドという自然豊かな地域に位置します。
オーロラを見れる確率は50%
ラップランドは天候が変わりやすいことで知られ、ベストシーズンでもオーロラに出会える確率は50%から60%ほどと言われています。
しかし、大自然が広がるロヴァニエミでのオーロラ観賞は一度見たら忘れられない幻想的な風景であることから、非常に人気のあるオーロラ観光スポットです。
ロヴァニエミでのオーロラ観光シーズンは?
フィンランドでは、だいたい3月から9月くらいまでの間にオーロラを見ることができると言われています。ベストシーズンは9月から10月ですが、ラップランドに限っては2月から3月が晴天率の高い時期なので、ロヴァニエミでオーロラを見るならこの時期がおすすめです。
ロヴァニエミのオーロラ観賞おすすめスポット
サンタクロースが住む村として知られるロヴァニエミは、年間を通して多くの観光客が訪れる人気の観光スポットが多いことで知られています。
ロヴァニエミでオーロラを見るなら、ガラス・イグルーのあるカクシラウッタネンホテルに泊まるのがおすすめ。出典:https://twitter.com/kakslauttanen/status/1482722825953845249
暖かい室内のベッドに横になれば、ガラス張りになっている天井にオーロラが出現するかも!うっかり寝てしまっても、このホテルにはオーロラアラームがあるので見逃す心配もありません。
ロヴァニエミへの行き方
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港から国内線に乗り換え、およそ1時間ほどでロヴァニエミに行くことができます。
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フェロー諸島(デンマーク)
オーロラを見れる確率
フェロー諸島は他の北欧のオーロラ観光地に比べ、確率はやや低め。
天候など条件が揃えば、フェロー諸島ならではの自然風景の中でオーロラを楽しむことができます。
フェロー諸島でのオーロラ観光シーズンは?
海流の影響で、フェロー諸島は北極圏にありながら、気候がやや温暖です。
そのため、雨も多く、最もオーロラを見れる確率が高いのは11月から2月になります。
フェロー諸島のオーロラ観賞おすすめスポット
人も少ないフェロー諸島で運よくオーロラに出会えたなら、自然の驚異を感じるとともに美しいオーロラを楽しめることでしょう。
フェロー諸島への行き方
デンマークの首都コペンハーゲンからフェロー諸島までは飛行機で約2時間15分で行けます。
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まとめ
北欧はカナダやアラスカに比べてオーロラが出現する時間帯が早く、気候も比較的温暖なため、オーロラを見るのにハードルが少し低いのが魅力。
どの場所も観光スポットや絶景スポットがあり、オーロラ以外にも見どころがたくさんあるので、一生に一度のすばらしい思い出の旅となるでしょう。