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フィンランドの野生動物10種類をご紹介!

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森と湖の国、フィンランドには山奥だけでなく街中の至るところにも動物が潜んでいるのを知っていますか?

あなたの足元を良く見てみると、可愛らしい野生動物に出会えるかもしれません。

Asuta
今回は、フィンランドに生息している10種類の野生動物をご紹介していきます。

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フィンランドで野生動物は見れるのか

国土の約75%を森が占めているフィンランドですが、そんな森の奥には様々な野生動物が暮らしています。

代表的なのはクマやクズリ、オオカミなど。

フィンランドには、このような野生動物を観察するための施設が存在します。
この施設では一晩中野生動物を観察したり、野生動物を間近で撮影することができます。

自然観察のプロフェッショナルのスタッフの管理のもと、実行されているアクティビティなのでこれまで事故が起きたことはなく安全性は保証されています。

また、フィンランドには40以上の国立公園があり、観光客も利用することができます。
国立公園ではバードウォッチングをしたりハイキングや登山、カヌーをして楽しむ人が多いようです。

もしかしたら珍しい野生動物に出会えるかも。
豊かな自然に囲まれたフィンランドだからこそ見られる景色がたくさんあります。

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フィンランドの野生動物10選

フィンランドにはどんな野生動物が生息しているのでしょうか。

Asuta
今回は、個性豊かな10種類の野生動物を解説していきます。

1.トナカイ

トナカイと言えば、サンタクロースを乗せる動物をイメージする人もいるのではないでしょうか。

サンタクロースの故郷はラップランドとされていますが、トナカイもそのラップランドに多く生息しています。
体長は120~220cmほどで体重は大きな個体であれば300kgにも及びます。

フィンランドには約20万頭ものトナカイが生息しているため、道路や丘、森でトナカイに遭遇することも珍しくありません。

Asuta
トナカイに遭遇した時はむやみに近づいたりせずに、一定の距離を保って観察しましょう。

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2.ユーラシアヒグマ

別名ヨーロッパヒグマとも呼ばれるこのクマは、フィンランドを代表する野生動物です。

フィンランドの神話では、神聖な動物とされ「森の王、モルコ、オッツォ」などと呼ばれていました。主にヨーロッパ各地に生息していますが、多くの国で森林開発が行われたことにより絶滅し現在は北欧、東欧、ロシアに生息しています。

フィンランドでは約1500頭のヒグマが生息し、体長は約2.5m、オスの体重は250〜300kg、メスは150〜250kgまで成長します。

3.オオヤマネコ

別名ユーラシアオオヤマネコやリンクスと呼ばれているオオヤマネコは、北欧からロシアにかけて生息する中型のネコ科動物です。

体長は80〜130cmで体重は10〜20kgあり、日本で見かける飼い猫のサイズより2〜3倍の体重があります。

優れた視力と洞察力を兼ね備えているため、人に見つかりにくくフィンランドで見かけることはとても稀の様です。

オオヤマネコは、フィンランド最北にあるラヌア動物園にもいるようなので観察したい方はこの手段が確実でしょう。

ここではオオヤマネコの他に、シロクマやオオカミなどの希少な動物とも出会うことができます。

ラヌア動物園
公式サイト:https://ranuaresort.com/en/wildlife-park/
営業時間:10時00分~16時00分
チケット購入:https://ranuaresort.com/en/wildlife-park/tickets-admission-fees/
住所:Rovaniementie 29, 97700 Ranua, フィンランド

4.クズリ

小さなクマのようで可愛らしい見た目をしているクズリですが、実は「小さな悪魔」とも呼ばれるほど獰猛な性格を持っているイタチ科の動物です。

フィンランドでは約250頭のクズリが生息していて、体長は65〜105cm、体重は30kgほど。
肉食動物の中でも特に小さな動物です。

クズリは、例え相手の体格が自分より大きくても果敢に勝負を挑もうとする怖いもの知らずな一面も。

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クマやオオカミが仕留めたエサを奪い取ったこともあるそうです。

5.サイマーワモンアザラシ

フィンランドのサイマー湖に生息しているサイマーワモンアザラシは、世界でも数少ない淡水のアザラシです。

名前の通り、輪の模様が特徴的で体長は130〜140cm、体重は50〜90kgほどあります。

サイマーワモンアザラシの数は1950年代まで約100〜150頭で絶滅の危機に瀕していましたが、人間の保護活動により現在は300頭を超えています。

6.オオハクチョウ

美しいオオハクチョウはフィンランドの国鳥で、現在はフィンランド全域で観察することができます

体長は140〜160cm、体重は9〜11kg、翼幅は205〜235cm。春の訪れには綺麗な白鳥の群れをみることができ、フィンランドの人々はこの日を待ち望んでいます。

1940年代に15羽しかいなかったオオハクチョウも保護措置の活動で2018年には推定1万羽にまで回復しました。

7.ヨーロッパハリネズミ

世界で最も古い哺乳類の1つと見られているヨーロッパハリネズミは、昔から「幸運のシンボル」として愛されてきました。

フィンランドの人々にとって、このハリネズミは夏の庭にやってくるお馴染みのゲスト。特にフィンランドの首都であるヘルシンキの街中で良く見られ、このエリアだけで数千匹いるようです。

体長20〜30cm、体重0.5〜1.5kgの小さな個体で、建物の陰に隠れているとか。

Asuta
地面の下をじっくり観察するとハリネズミに出会えるかもしれません。

8.ヤブノウサギ

フィンランド南部から中部地域に生息しているヤブノウサギ。

ウサギ科の動物の中でも最大種と考えられており、20世紀の初めにカレリア地峡からフィンランドへ入ってきました。

他のウサギと比べると、後ろ足が細く雪の中を動き回るのが苦手な特徴があります
フィンランドの南部地方では、畑や住宅地で見かけることもあり、体長は55〜70cm、体重は4〜8kgまでに成長します。

9.アカギツネ

フィンランドでは「Repo(レポ)」というニックネームがついているアカギツネ。

フィンランドの他に北アメリカや北アフリカまで広く生息しています。

体長は尻尾も含めて45〜90cm、体重は4〜10kgにまで成長します。
家畜化によって人に慣れている特性があり、赤みを帯びた毛皮が特徴的です。

10.ヘラジカ

フィンランドで一番大きな動物であるヘラジカは、別名「ムース」「エルク」とも呼ばれます。

体長は2.4〜3.1m、体重は200〜825kgとも言われる大きな個体で、寒帯針葉樹林に広く生息しています。

フィンランドには約10万頭のヘラジカが生息していて、車を走らせると遭遇することも珍しくありません。

また、フィンランドではヘラジカとの衝突事故が絶えず、年間1800件もの事故が報告されています。
北欧やドイツの車メーカーでは、衝突事故のリスクを下げるため「ムーンテスト」という安全性を図るテストを実施しているようです。

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そ…

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まとめ

今回は、フィンランドに生息している野生動物を10種類ご紹介しました。

解説した野生動物以外にも、フィンランドにはたくさんの動物が生息しています。

Asuta
ぜひフィンランドで動物を観察したり、写真撮影をして旅行を楽しんでください!

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