現在では、国際恋愛は身近なものになっています。
北欧に興味がある人は、北欧の人と恋愛してみたい、北欧で結婚したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
「スウェーデン人男性と日本人女性は相性が良い」というイメージがありますが、日本と似ている部分も異なる部分も存在します。
そこで今回は、以下のトピックについて解説します。
・スウェーデン人男性の性格
・スウェーデン人男性の恋愛観・結婚観
・日本人女性との相性、長続きのコツ
恋愛はあくまで個人同士で行うものであり、恋愛観や性格も人それぞれですが、傾向を知っておけば自分に合う人を見つけやすくなるでしょう。
文化の違いにショックを受けることも減らせるので、予備知識として参考にしてみてください。
スウェーデン人男性と日本人女性の相性
スウェーデン人男性と日本人女性カップルは、一概には言えませんが相性が良い傾向にあります。
真面目で控えめな傾向にあるスウェーデン人男性は、日本人女性と波長が合う人も多いでしょう。お互いに依存せず干渉し合わない関係が心地いいと感じる人同士であれば、相性が良いと言えます。
スウェーデンの文化や習慣に興味がある女性で、またスウェーデン人男性が日本の文化に興味があり、お互いの国や文化、考え方を尊重し合える関係性を築けると、より相性の良さに反映されるでしょう。
スウェーデン人男性の性格
スウェーデン人男性の性格と言っても人それぞれ微妙な違いはありますが、以下のような傾向があります。
・真面目で勤勉、勉強家
・シャイで内向的な人が多い
・お酒好き
・家事、育児に積極的
・個人主義で、他者に干渉しない
1つずつ解説していきます。
真面目で勤勉、勉強家
スウェーデン人男性には、真面目で勤勉、勉強家な人が多いです。時間をきちんと守り、仕事も真面目に取り組みます。質素・倹約を美徳としながらコツコツと努力を積み重ねるタイプの人が多いです。
ある意味で我慢強い性格とも言え、日本人にも共通するところがありますよね。
シャイで内向的な人が多い
シャイで内向的、控えめな性格の人が多く、派手なオーバーリアクションは好まれない傾向にあります。
積極的なタイプが好きな人には物足りなく感じるかもしれませんが、その分落ち着いているとも言えます。相手のペースに合わせて気長に距離を縮めていくのも、スウェーデン人男性と恋愛する醍醐味かもしれません。
お酒好き
お酒が好きな人は日本にも多いですが、スウェーデン人男性はお酒を飲んで派手に羽目を外したり、平日から酔い潰れたりする人もいるのだそうです。
普段のシャイで控えめな様子とのギャップに、最初はびっくりしてしまうかもしれません。
一緒にお酒を楽しみながらも、飲みすぎないよう健康に気を配ってあげるといいでしょう。
家事・育児に積極的
スウェーデン人男性には家事・育児に積極的な人が多いです。スウェーデンでは、男女が家事・育児を分担するのが当たり前という価値観が根付いています。
OECDの調査「Balancing paid work, unpaid work and leisure」では、世界各国の男女が1日の家事にかける時間の割合が発表されています。
・スウェーデン人女性:約3時間半
・スウェーデン人男性:約2時間半
・日本人女性:約3時間40分
・日本人男性:約40分
(参照:Balancing paid work, unpaid work and leisure)
女性の場合はスウェーデンと日本で時間の差はほとんどありませんが、男性の場合は大きく違いが出ています。スウェーデン人男性は平均して1日2時間半という、日本人男性の約5倍の時間を家事や育児にあてていることがわかります。
個人主義で、他人に干渉しない
スウェーデンは個人主義の傾向が強く、経済的、精神的に自立している人が多いです。スウェーデン人男性も同様に、必要以上に他者に干渉しない傾向があります。
ある意味ドライで、恋愛面においては物足りなく感じることがあるかもしれませんが、故意に冷たくしているわけではありません。お互いに干渉しすぎない、ちょうどいい距離感を見つけてみましょう。
スウェーデン人男性の恋愛観
スウェーデン人男性の恋愛観は、一言で表すと「ドライで合理的」です。気が合えば付き合うし、合わなくなればすぐに別れるといったドライな一面があります。
ですが付き合っている間は誠実に接してくれ、スキンシップを含めた愛情表現もたっぷりとしてくれます。一般的に、交際してから半年くらいで同棲するカップルが多く、同棲までのスピードの速さに驚くかもしれません。
愛情表現たっぷりなのに、別れる時はすぐに別れてしまうというギャップがあるのは少しショックかもしれませんが、自立心があり相手に依存しない生き方を信条にしているからと言えるでしょう。
スウェーデン人男性の結婚観
スウェーデン人男性にとって、結婚は絶対的なものではありません。
スウェーデンには事実婚(sambo)という制度があり、籍を入れたカップルとほぼ同じだけの法的・社会的な保証を受けられます。結婚のプロポーズもなく、籍を入れずに事実婚のまま過ごすカップルも多いです。
また、上で述べたように、スウェーデン人男性の恋愛観はドライな側面があります。事実婚で暮らしていても、性格が合わなくなったり他に好きな人ができたりして離婚するというケースが多いです。
事実、スウェーデンの離婚率は高く、日本の感覚からすると夫婦仲が悪いのかと思うかもしれませんが、個人の幸せを尊重しているからこそ、結婚という形態にこだわらないと言えます。
結婚生活においては、スウェーデンでは男女共働きが一般です。男性も女性と同様家事や育児をするものという意識が根付いており、実践している人が多いです。
家計も別々で、生活費や育児にかかる費用も折半というケースが主流です。
スウェーデン人男性とうまく恋愛するには?
スウェーデン人男性とうまく恋愛するにはまず、相手の国の文化や習慣を理解する姿勢が必要です。
これは男性側にも言えることで、お互いの国の文化を理解し尊重し合うことが大切です。
スウェーデン人男性にはドライで合理的、個人に必要以上に干渉しないという一面があります。物足りなかったり、時には冷たいと感じたりすることもあるかもしれません。ですがそれも、自立心があり、個人を尊重しているがゆえの行動なのだという理解が必要です。
ただし、我慢しすぎる必要はありません。スウェーデンでは、自分の意見をはっきり言うことが好まれます。相手への要望や自分の考えは、言葉にしてはっきりと伝えましょう。
男性、女性ともに自立心を持ち、過度な依存や干渉をすることなく適度な距離感で付き合うことが長続きの秘訣です。
まとめ
スウェーデン人男性の性格と恋愛について解説しました。
ドライな一面はあるものの、基本的に真面目なスウェーデン人男性は、日本人女性と気が合うところも多いでしょう。
シャイな人が多いので、控えめな性格の人同士だと相性が良いかもしれません。それでもスキンシップなど愛情表現はしっかりしてくれるのが嬉しいですね。
事実婚のまま籍を入れなかったり、すぐに離婚したりするという側面はありますが、あくまで自立した個人の生き方を尊重しているからだと言えます。
お互いの文化を理解して尊重し、自立心を持って適切な距離感で交際するのが長続きの秘訣です。
これを機に、日本とは異なる恋愛観・結婚観について理解を深めてみてはいかがでしょうか。