フィンランド

日本と共通点の多いフィンランド、知っておくべき10個のマナーをご紹介

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フィンランドと言えば「寒い国」「サンタクロース」などのイメージが出てくるかと思います。

では、人に対してのイメージはどんなものを想像するでしょうか。

距離は離れている両国ですが、フィンランド人はヨーロッパの日本人と言われるほどいくつもの共通点を持っています。

Asuta
今回の記事では、フィンランドと日本の共通点、旅行先で知っておくべきマナーについてご紹介していきます!

フィンランドと日本の共通点

1.パーソナルスペースが広い

フィンランド人の人付き合いは、相手との心地よい距離感を読みながら付き合っていくといった特徴があります。

人見知りなところだけを見ると一見人が苦手のように思われますが、フィンランド人はお互いのプライバシーを尊重してこのような行動を取ります。

重要

ただし、根はとても親切な人ばかりなので、困っている人にはすぐに手を差し伸べます。

旅行先で話しかけてもフレンドリーに丁寧な対応をしてくれるでしょう。

2.性格が似ている

フィンランド人は「シャイ」「無口」「控えめ」「内向的」といった国民性を持っています。

フィンランド人と日本人の両者を知っている人からすると、どちらの国も性格が似ていると表現する人がいるようです。

誰かに褒められた時には「ありがとう」ではなく「そんなことはありません」といったような控えめな言動をします。

3.裸の付き合いがある

サウナ文化が根強いフィンランドでは、一般家庭にもサウナがあるところが多く見られます。

Asuta
日本の各家庭にお風呂があるように、フィンランドの各家庭にはサウナがあるのです。

フィンランドでは公共のサウナもあり、男女共に水着を着用して入るようですが、家族や友人であれば裸で入る人もいます。

同様に日本でも温泉で裸の付き合いを楽しむ文化が浸透しています。

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4.チップ制度がない

海外ではサービスの対価としてチップを支払う文化があります。

しかし、フィンランドのレストランやカフェでのチップ制度は一般的ではないようです。
日本でもチップ制度はあまり馴染みがないので共通している文化と言えるでしょう。

フィンランドのサービス提供者もチップを貰うことを想定していないため、お金を置いていくと忘れ物と認識してお店の人から返されるなんてこともあります。

5.部屋の中では靴を脱ぐ

家の中で靴を脱ぐところも日本と共通しています。

フィンランドでは特に冬になると雪で靴が濡れてしまうので、部屋では靴を履かない習慣になっているようです。

しかし、玄関の作りは日本と異なるのでどこからが部屋なのか、パッと見て分かりにくいところがあります。

また、外と家の靴を別々にして履いている家庭もあるようです。

6.時間を守る

フィンランド人は、一度交わした約束をしっかり果たす誠実さを持っています。

それは公共交通機関の発着時刻や勤務時間、人と会う時間など様々な場面で表れているようです。

ルールを守る行動は日本と似たようなところがうかがえますね。

7.言葉の発音が似ている

フィンランド人からすると、日本語の発音はとても分かりやすいと言います。

これは、フィンランド語と日本語の発音が似ているといった特徴があるからだそうです。

例えば「Moi(モイ:こんにちは)」や「Kiitos(キートス:ありがとう)」など文字をそのまま読むだけで通じるのでとても話しやすく、聞き取りやすいのです。

もちろん日本語にはない発音もありますが、比較的フィンランド語の発音が平坦であることから日本人に馴染みやすい言語の1つであると言えるでしょう。


8.魚を食べる習慣がある

フィンランドの食卓には、魚の料理がよく並びます。

魚料理は日本人に馴染み深い料理でもありますが、フィンランドで特に有名なのは「ムルッカ」と呼ばれる食べ物です。

モトコクチマスという小魚を揚げたもので、レストランや屋台で見られます。

その他にサーモン料理や、タラやタイの白身魚など日本人の口に合いそうな料理が食卓の定番とされています。

9.自然が好き

フィンランドと日本、どちらの国も自然とは切っても切れない縁があります。

フィンランドでは自然との共生を大切にしていて、自然を守るための法律が存在します。
また、日本人にとっても自然は特別なもので山や森、川などに様々な信仰がありますよね。

家の中でも自然と共に暮らしを楽しむ光景は溢れていて、木の温もりを感じられる家具や小物を使っている人が多く見られます。

10.森林面積がほぼ同じ

フィンランドの森林面積は約73%で、日本は約68.5%です。
どちらも約7割と森林大国の国であることが分かります。

両国とも森林が多い国ではありますが、フィンランドは平坦な地形で高低差のある山がないのが特徴的です。

自然が豊かな共通点があると言えども、フィンランドの平坦な土地が広がる風景も気になりますね。

フィンランドでやってはいけないことは?

旅行先では相手に失礼のないように対応したいものです。

次からは知っておくべき10個のマナーを見ていきましょう。

1.列に並ぶ時は隣の人と間隔を空ける

前述したフィンランド人のパーソナルスペースが広いといった国民性は、列に並ぶ時にも見られます。

フィンランドでは、列に1人並べば次の人は1mほど間隔を空けて並ぶのが当たり前です。

注意

実際に、バスや電車でも知らない人が隣に座ることに抵抗を感じるようです。

席が十分に空いている限りは距離感に注意して、余裕のある座席へ座ることが好ましいでしょう。

2.家の中を覗かない

フィンランドの家庭ではカーテンがないところがほとんどで、あったとしても夜にカーテンを閉めない家が多く存在します。

夏は夜遅くまで日が明るく、冬は室内で過ごすことが多いので外との繋がりを感じるためにカーテンを使わないといった理由があるようです。

日本では防犯面で使われていることが多いですが、フィンランドではそのような発想は多くありません。

家の中は丸見えなので気になって無意識に見てしまう人もいますが、それは控えましょう。

3.屋内でのタバコは原則禁煙

レストランやデパートなど、公共の建物内での喫煙は基本的に禁止です。

路上での喫煙は禁止されていないため、建物の外や移動中にタバコを吸っている人が多く見られます。

フィンランドは歩きたばこが多い国でもあるので、観光の際は喫煙場所を守る、歩行中のトラブルに巻き込まれないように注意を払うなど、自主的に気をつけていきましょう。

4.ペットボトルはゴミ箱に捨てない

フィンランドはペットボトルや空き缶のリサイクル率が高い国と言われています。

スーパーにはペットボトル専用のリサイクルマシーンがあり、持っていくと現金が貰える仕組みになっているようです。

日本と比べると還元率はとても高く、500mlのペットボトルをリサイクルした場合、日本円で約53円が返ってきます。

Asuta
街中にはゴミ箱が置いてありますが、ペットボトルはゴミ箱に捨てずにスーパーに持っていきましょう。

5.スウェーデンと比べない

フィンランドの歴史の話になりますが、フィンランドは過去に長い間スウェーデンの支配下にありました。

そのため、お互いにライバル意識を持っていることがあり両国を比べられるのを好まない人が多くいるようです。

フィンランド人と会話をする時は話題に配慮するようにしましょう。

6.急なお宅訪問はしない

フィンランド人は時間にキッチリしているところがあります。

急なお宅訪問にはいい気がしないこともあるでしょう。
誰かのお宅を訪ねる時は、予定を決めるのが律儀な対応だと言えます。

前もってどこで何時に待ち合わせをするのか決めたら、時間はちゃんと守るようにしましょう。

7.相手の話を遮らない

会話をする時は、相手の話を最後まで聞くのがフィンランドのマナーです。

途中で話に割り込むことはあまり良く思われないので、聞き役に徹して相槌だけを打つようにしましょう。

反対に、フィンランド人は相槌が日本に比べて少なく静かに話を聞きます。

もし、フィンランド人と会話をする機会があった場合、相槌がなくて不安になる人もいると思いますが、気にしなくても問題ないでしょう。

8.麺をすすらない

日本では麺類やスープをすすって飲む人が多く、時と場合によっては、ある程度音を立ててもマナー違反にならないことが多いです。

しかし、フィンランドでは麺類やスープをすすって食べることをあまり良しとはしません。

その他、食べながら話したり、バイキングなどでお皿によそったものを残したりすることも失礼に当たるので注意しましょう。

9.自転車専用道路を歩かない

フィンランドには多くの自転車専用道路が設置されています。

最近は道路が色分けされているようですが、色分けしていない道路の場合はレーンを注意して見る必要があります。

また、交通量が少ないところでは歩行者と自転車が共用の道路もあります。
その場合歩行者は左側通行、自転車は右側通行になるので注意しましょう。

10.公共の場でイチャイチャしない

日本と似ている点ですが、公共の場での愛情表現は控えましょう。

シャイな人が多いフィンランドの愛情表現は、ヨーロッパ諸国よりも日本の感覚に近いイメージです。

スキンシップはほどほどに情熱的になりすぎないようにしてくださいね。

まとめ

今回は、フィンランドと日本の共通点と、旅行先で知っておきたいマナーについてご紹介しました。

海外でこれだけの共通点があると分かると、なんだか親しみを持てるようになりますよね。

旅行先では文化の違いが出てくることもあるので、今回紹介したマナーは忘れずに行動していきましょう。

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