ノルウェー 北欧コラム

ノルウェーの特徴は?知っておきたい基礎情報を紹介

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近年、日本でも北欧ブームやサウナブームが話題となった時期がありましたが、デザインやアート、サウナにしてもスウェーデンやフィンランド、デンマークを思い浮かべることが多いように思います。

ノルウェーも北欧の中ではそれなりに大きな国なのですが、日本では意外と知られていないのかもしれません。

Asuta
そこで、今回は改めてノルウェーがどんな国なのか、基本情報から触れてみたいと思います

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ノルウェーの基本情報

日本人にとって、ノルウェーはあまりなじみのない国かもしれません。

なんとなく、「物価が高い」「EU非加盟国」くらいのイメージくらいしか思い浮かばない人も多いのではないでしょうか。

まずは、ノルウェーの基本情報から見てみましょう。

首都・人口・面積

ノルウェーの首都はオスロです。

意外と知られていないのが、ノーベル平和賞の授与式がオスロで行われているということ。

ノーベル賞というとスウェーデンを思い浮かべる人が多いと思いますが、理由は諸説あるものの、ノーベル生存当時にスウェーデンとの同君連合下にあったことからノルウェーへの配慮としてノーベル平和賞の授与式が行われていると考えられています。

ノルウェーの人口は2021年時点で約542万人、面積は日本とほぼ同じ38.6万平方キロメートルです。

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国土の特徴

(出典:visitnorway.com

ノルウェーはスカンジナビア半島の西側に位置し、南北に細長い形をしています。
山や湖、森が多く、自然豊かな国です。

ノルウェーの特徴として沿岸部では、氷河の浸食によって作り出された複雑な海岸、フィヨルドが見られます。

気候

(出典:visitnorway.com

ノルウェーは北極圏にあるため、冬は厳しい寒さになります。

しかし、沿岸部を流れるメキシコ暖流の影響により、同じ緯度の他の国々と比べると比較的温暖な気候です。
四季はあるものの、年間を通じて気温が低く、雨季がないのが特徴です。

夏は日照時間が長く、北極圏に差し掛かる北部では1日中太陽が沈まない白夜という現象が起こり、真夜中でも太陽を見ることができます。

4月になると春が訪れ、6月から8月中旬までが短い夏になります。

夏の間の最高気温は25℃前後で湿度は低く快適ですが、夜間は気温が下がります。
8月半ばを過ぎると秋になり、10月後半には初雪とともに冬が訪れます。

言語

(出典:visitnorway.com

ノルウェーの公用語はノルウェー語です。

周辺の国々で話されている言語とルーツが同じことから、スウェーデン語やデンマーク語、ドイツ語と似ている言語です。

Asuta
また、ノルウェーでは英語を話せる人が多く、国内の広い範囲で英語が通じます。

治安面・衛生面

(出典:visitnorway.com

ノルウェーは基本的に治安の良い国ですが、観光客を狙ったスリや置き引きなどが随時発生しています。

注意

特に首都オスロの主要駅やホテルなどで多発しており、注意が必要です。

衛生面においては高いレベルが保たれており、快適に過ごせます。

Asuta
街並みもきれいで、ほとんどの水道水も飲用可能です。

通貨・物価


(出典:visitnorway.com

ノルウェーの通貨はノルウェークローネ(NKr)で、2022年9月時点では1クローネが約14円でした。

ノルウェーは世界一物価が高い国として知られています。

食料品には15%、それ以外には25%の付加価値税(VAT)が課せられていることから、外食するとそれなりの金額になります。

日本に比べるとおおよそ2.5倍ほどの物価と言われおり、空港のレストランのハンバーガーは約4,000円、コーラ1.5リットルで約530円ほどです。

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歴史

(出典:visitnorway.com

今では平和なノルウェーですが、かつてはヴァイキングに支配されいた歴史があり、ヴァイキング時代は11世紀まで続きました。

その後14世紀にはデンマークの支配下に、1814年にはデンマークからスウェーデンの統治下に置かれています。

1905年にようやくノルウェー王国として独立を果たした複雑な歴史のある国です。1949年にはNATO(北大西洋条約機構)に加盟し、現在に至るまで国際的にも世界の一員としての存在感を示しています。

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ノルウェーの国旗

ノルウェーの国旗は、赤字に白で縁取られた青色のスカンジナビア十字があしらわれています。

スカンジナビア十字とは北欧で見られる十字のことで、交点が左に寄った横長の十字が特徴です。

これは、デンマークの国旗が元になっており、フィンランドやスウェーデン、アイスランドなど北欧の国々の国旗に採用されています。

ノルウェーの有名なもの

(出典:visitnorway.com

日本人にとっては遠く、なじみの薄いノルウェーですが、フィヨルド以外にも世界的に有名なものがたくさんあります。

Asuta
日本人にとっても身近なものから、意外なものまでいくつかご紹介します。

サーモン

(出典:visitnorway.com

日本人にとって、ノルウェーと言えばまず思い浮かべるのがサーモンではないでしょうか。

ノルウェーのサーモン産業は53億ドルの規模におよび、脂の乗った食べ応えのあるノルウェーサーモンは今や日本だけでなく世界中で親しまれています。

ノルウェーがサーモンを日本に輸出したことから、サーモンのお寿司が生まれたことは意外と知られていない事実かもしれません。

ノルウェー人もサーモンが大好きで、日常的に食べている食べ物です。

Asuta
ノルウェーに行けば、一度はサーモンのお料理を食べる機会があるでしょう。

オーロラ

(出典:visitnorway.com

ノルウェーは、世界の中でも安定してオーロラを観測できる場所のひとつとして知られています。

9月から3月にかけて現れるオーロラを見に世界中から人が集まります。

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白夜と極夜


(出典:visitnorway.com

北極圏にあるノルウェーには、一日中太陽が沈まない期間や一日中太陽が昇らない期間があります。

一日中太陽が沈まない期間は北極圏の夏に起こる現象で、白夜と呼ばれます。

逆に太陽が昇らない現象を極夜と言い、北極圏の冬に見られます。

世界最北がたくさんあるスヴァールバル諸島


(出典:visitnorway.com

ノルウェーと北極のちょうど中間あたりに、ノルウェーが所有するスヴァールバル諸島があります。

わずか2,500人ほどしか住んでいない孤立した場所ですが、「世界最北」がたくさんある島々として有名です。

スヴァールバル諸島で一番人口の多いロングイールビュエンという町は世界最北端の町として知られ、世界最北端の大学であるスヴァールバル大学センター、世界最北のビール工場や寿司屋などがあります。

スヴァールバル諸島が有名なのは、最北のものだけではありません。

島にはスヴァールバル種子銀行というものがあり、世界中から集められた100万以上の植物の種子を永久凍土に保存していることでも世界から注目を集めています。

女子サッカーが強い

(出典:visitnorway.com

意外と知られていませんが、ノルウェーは女子サッカーの盛んな北欧の強豪です。

ノルウェーの女子サッカーチームは欧州サッカー連盟(UEFA)にも加盟しており、女子ワールドカップには全7大会連続で出場しています。

1995年に女子ワールドカップで優勝を果たしており、近年はやや力が落ちたとも言われていますが、欧州では5強に入る実力です。

ノルウェーへの行き方

(出典:visitnorway.com

日本からノルウェーへは直行便がないため、ヨーロッパの主要都市を経由するのが一般的な行き方です。

フィンランドのヘルシンキやデンマークのコペンハーゲンで乗り継ぐのが、所要時間が短くて便利です。

または、お隣の国スウェーデンのストックホルムやヨーテボリからは国際列車でもノルウェーへ行くことができます。

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まとめ

北欧と言うと、スウェーデンやフィンランド、デンマークの印象が強いですが、ノルウェーも自然豊かで素敵な国です。

Asuta
街も北欧ならではの美しさがあり、食事もおいしく、一度行ったら感動の風景に出会えるでしょう。


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